入試問題を解く上で絶対に覚えておきたい、中学数学の基本的な公式やルールをまとめました。 問題を解いていて「あれ、どうだっけ?」と思ったら、ここを確認しましょう!
【超重要】計算と等式の基本ルール
移項(いこう)のルール
方程式などで「=(イコール)」を飛び越えて反対側に移動させるときは、必ず符号が逆になります。
- x+5=8
+5 を右に移動すると -5 になる!
x=8−5 - 2x=x+3
+x を左に移動すると -x になる!
2x−x=3
分配法則(カッコの外し方)
カッコの前の数字を、カッコの中のすべてに掛けます。マイナスがあるときは要注意!
- 基本の分配
3(x+2)=3x+6 - 【ミス多発】マイナスの分配
−(x−4)=−x+4
※マイナス×マイナスで「+4」になるのを忘れずに!
等式の性質(両辺にかける・割る)
方程式は、左と右のバランスが取れた天秤です。両辺に同じ数をかけたり割ったりしてもOKです。
- 分数を消す(分母の公倍数を両辺にかける)
2x+3x=5
両辺に 6 をかけると…
3x+2x=30 - xの前の数字を消す(両辺を割る)
3x=12
両辺を 3 で割ると…
x=4
マイナスの掛け算と、文字式の違い
- - × - = +(−3)×(−4)=12
- 足し算は「個数」が増える
x+x=2x - 掛け算は「右上(指数)」が増える
x×x=x2
1年生の図形ルール
おうぎ形の弧の長さと面積
半径を r、中心角を a∘ とします。
- 弧の長さ (ℓ):ℓ=2πr×360a
- 面積 (S):S=πr2×360a
球の表面積と体積
半径を r とします。
- 表面積 (S): 語呂合わせ「心配ある事情」S=4πr2
- 体積 (V): 語呂合わせ「身の上に心配ある参上」V=34πr3
2年生の図形と関数ルール
多角形の角
- n角形の内角の和:180∘×(n−2)
- 多角形の外角の和:つねに 360∘
- 三角形の外角の性質:
1つの外角は、それと隣り合わない2つの内角の和に等しい。
1次関数と変化の割合
式:y=ax+b (a は傾き、b は切片)
- 変化の割合の求め方:xの増加量yの増加量
※1次関数では、変化の割合はつねに傾き a と同じです。
三角形の合同条件
証明問題で必ず使います!完全に暗記しましょう。
- 3組の辺がそれぞれ等しい。
- 2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい。
- 1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい。
3年生の計算と図形ルール
乗法公式(展開・因数分解)
- (x+a)(x+b)=x2+(a+b)x+ab
- (x+a)2=x2+2ax+a2
- (x+a)(x−a)=x2−a2
2次方程式の解の公式
ax2+bx+c=0 のとき、
※因数分解できないときに使う最強の公式です。
三平方の定理(ピタゴラスの定理)
直角三角形において、斜辺を c、他の2辺を a,b とすると、
関数 y = ax² の変化の割合
x の値が p から q まで増加するときの変化の割合を求める【裏ワザ公式】:
※入試で超頻出!計算ミスを減らせる便利な公式です。
三角形の相似条件
図形問題で必ず使います!「2組の角」が一番よく出ます。
- 3組の辺の比がすべて等しい。
- 2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい。
- 2組の角がそれぞれ等しい。
円周角の定理
- ① 中心角は円周角の2倍
1つの弧に対する中心角の大きさは、その弧に対する円周角の大きさの2倍になります。
- ② 同じ弧に対する円周角は等しい
同じ弧に対する円周角は、どこに線を引いてもすべて等しいです。
- ③ 半円(直径)の弧に対する円周角は90°
直径が作る円周角は必ず90°(直角)になります。入試で非常によく使います!
データの活用ルール
- 相対度数
その階級の度数 ÷ 全体の度数 (※合計すると必ず 1 になります)
- 中央値(メジアン)
データを小さい順に並べたとき、真ん中にくる値。
※データが偶数個の場合は、真ん中2つの「平均」になります。 - 最頻値(モード)
データの中で最も多く出てくる値。度数分布表では「度数が一番大きい階級の階級値(真ん中の数)」になります。
- 四分位範囲
第3四分位数 - 第1四分位数 (※箱ひげ図の「箱の長さ」にあたります)